みなさんだいたい月の保険料はいくらくらいですか?

全年代の男女

保険相談の際によくされるのが保険料はどれくらい払っているものなのかという質問です。

同世代の方々が家計に占める保険料がどれくらいなのかというのを参考にしたいのだと思います。

この質問をされても正直いって困ります。

なぜなら同じ年代や家族構成であっても必要な保障は異なりますし、そもそも保険というのは保険料が先ではありません。保障が先です。

それに保険料だけで考えると、自分の手数料などを優先する募集人などから提案されたぼったくり保険に加入している人と、きちんとした募集人やFPからの提案を受けて加入している人では比較することができなかったりします。

世代別の月払い保険料平均といっても、このような『まともな保険』と『ぼったくり保険』をまとめたものだと意味がありません。

 

保険料が高い方が良い場合もあります

もしもあなたが保険料の平均を尋ねるなら、全て掛け捨ての場合のものを尋ねてみてください。

相談先の担当者のお客様の平均を正確には出ないと思いますが、聞いてみると参考になるかと思います。

保障内容によっても保険料は変わるのですが、保険種類によっても変わってきます。

次の同じ保障の医療保険を比較した場合、どれを選びますか?

  1. 掛け捨て医療保険で終身払い
  2. 掛け捨て医療保険で65歳払い
  3. 掛け捨て医療保険で三大疾病で所定の状態になれば保険料払い込み免除

これらは同じ保険なのですが、払い込み期間や、払込免除があるかないかという違いがあります。

これだけでも保険料は変わってきます。

年齢が高いのに65歳払いにすれば、当然ですが保険料はかなり上がります。

では次の場合ならどちらを選択しますか?

  1. 掛け捨ての医療保険で65歳払い
    払い込み終了後は医療保障が残る
    保険を使わなければ保険料は無駄になる
     
  2. 掛け捨ての医療保険で死亡保障付きのものを65歳払い
    払い込み終了後は医療保障と死亡保障が残る
    保険を使わなかったとしても死亡保障は支払った保険料以上

こちらは2の方が当然ですが保険料は高くなります。

しかし、この例の年齢であれば支払った保険料以上の死亡保障が残り、医療保障も残ります。

支払う保険料に余裕があり、終身の死亡保障もある程度持っていたい場合は2の方が高くても合ってますね。

他にも保険料払い込み終了後には支払った保険料の全額が戻り、かつ医療保障が生涯残るという保険もあります。

こちらの場合は保険料が相当高くなります。

更に同じ保障でも種類や払い込み方で全く違ってくるのが死亡保障です。

  1. 30歳から60歳までは万一の時には毎月10万円の死亡保障あり
    保険料は月額3000円で60歳までの支払い
    保険期間が満了した後に残るものはなし
     
  2. 30歳から終身で万一の時には1500万円の死亡保障あり
    保険料は月額33000円で支払いは60歳まで
    保険料払い込み終了後も死亡保障は残る
    保険料払い込み終了後に解約すると支払った保険料以上の解約返戻金がある
     
  3. 30歳から終身で万一の時には約1500万円の死亡保障あり
    保険料は月額約50000円で支払いは40歳まで10年間
    保険料払い込み終了後も死亡保障は残る
    保険料払い込み終了後、65歳時に解約すると支払った保険料の1.6倍以上の解約返戻金がある

3はドル建てになりますので保障、保険料が『約いくら』となっています。

保険料が一番高いのは3ですが、支払いも早く終わり、その後に残るものも違いますね。

1の月額3000円に比べると、なんと16.7倍もの保険料を支払うことになります。

しかし保険を使わなくても保険料は無駄になりませんし、解約して老後資金として使うこともできます。

 

高いか安いかは将来まで考える

このように保険料だけで考えることはできません。

  • 保険料は安くても一生支払うことになるかどうか
  • 保険料は安くても保険を使わなければ無駄にならないかどうか
  • 保険料が高くても将来に残るものがあるのかどうか
  • 高い保険料を払い込み期間中続けられるかどうか

なども考えなくてはなりません。

一番最悪なのは高い保険料を払いつつ、将来は保障も、お金も、どちらも残らないという保険です。

特約が盛りだくさんのぼったくり保険の中にはこのようなものが存在します。

※こちらを参考にされてください

保険料をみんながだいたいどのくらい支払っているのかというのは、あまり参考になりません。

保障内容や支払い方を決め、その結果保険料がどうなるかです。

しっかりとした提案をしてもらい、支払い方や残るものなどを見極めましょう。

 

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