かんぽ生命の養老保険に入っているため下手に解約できない!見直すと大幅に元本割れ!

投稿者: | 2017年11月15日

保障のしっかりしたものに見直しをしたい

20代女性

現在、毎月25000円程度の保険料を支払い、かんぽ生命の養老保険に加入している方の相談でした。

※養老保険についてはこちらをご参照ください

現在加入しているものよりも保障の大きいものに見直したいというご希望がありました。

医療保障や三大疾病の保障、介護の保障など、しっかりと充実させたいということと、貯蓄性のあるものの提案を依頼されました。

保険料も今と変わらないくらいでということで、かんぽ生命を解約すれば問題なく設計もでき、貯蓄性を持たせることも可能です。

しかし、ここで大きな問題があります。

かんぽ生命の養老保険や終身保険は貯蓄性のある保険です。

早期に解約すると、せっかく積み立ててきた保険料が大幅に元本割れしてしまうのです。

これが最悪なんですよ。

保障を求めるならかんぽ生命で保険契約をするというのは、特に独身の方には私はおすすめできません。

その理由です。

  • そもそも独身の方に死亡保障は不要です。
     
  • かんぽ生命の場合は医療保険単品では売っておらず、必ず死亡保障の特約で販売されます。
    (HPでシミュレーションするとわかりますが、医療の保障が欲しいのに単品では出てきません)

     
  • 医療保障は死亡保障の保険金額を元に計算されます。
    (死亡保障1000万円なら日額15000円の入院保障)
     
  • がん保障などを含めて入院・手術の保障以外の特約がありません。
    (だからアフラックのがん保険を売っていますが複数社比較することをおすすめします)
     
  • 死亡保障を元に医療保障が計算されるため、顧客への説明と理解が不十分なまま『養老(終身)+掛け捨て定期保険』の形で販売されているのを多々見かけます。
    (2倍型や5倍型などがそれですが独身の方なら余計に不要な保障です)
     
  • 満期まで保有しても元本割れする場合も多い。
     
  • 解約返戻率などの表が載っている詳しい設計書がないのでいちいち窓口で確認する必要がある。

 

なぜかんぽ生命で契約をしてしまうのか

あなたは郵便局に行かれることがありますよね?

そこで保険の勧誘をされたことがありませんか?

私はあります。頼んでもいないのに。

通常の保険の相談窓口や無料相談などでは、保険の相談をしようという意思のある人が申し込みます。

それに対してかんぽ生命は、それ以外に郵便や貯金、振込みなどで訪れた人にまで営業ができてしまいます。

そもそもここがおかしいのです。同じ土俵ではありませんよね。

深く保険について考えていない人が勧誘をされ、なんとなくその気になって契約してしまう場合もあります。

子どもが生まれたという情報があれば学資保険を勧めてきます。
販売する方は利益になる医療特約を付けたいので「あったら安心」といって18歳までの殆ど意味のない医療保障を付けてきます。

用事があって郵便局に行くと、たまに勧誘されたり、相談に来たりする人を見かけます。

その度に「ここで契約を決めないで、他の相談窓口にも足を運べばいいのに。」と強く思います。

他にも、親が長年郵便局と付き合いがあって、子どもに加入を促すということもあると思います。

 

最初にどういう保険に加入するのかというのは重要

結局この相談者様は解約をすると大幅に元本割れしますので、ある程度の解約返戻金が貯まった時点で『払済み』にすることになりました。

※払済みについてはこちらをご参照ください

医療特約は解約し、別途加入することになりました。

とはいえ、数年間はカバーしたい保障もなく、解約していれば加入できた、早めに加入する方が有利な貯蓄性商品での運用年数も減ります。

しかも加入している養老保険は2倍型であるため、無駄な掛け捨て定期の死亡保障が上乗せされています。
(2倍型というのは貯蓄性1に対して掛け捨て1で、死亡保障が貯蓄性保障の2倍になるという意味です)

保険は若い時期に入る方が有利なのですが、このように最初に加入する保険を誤ってしまうと、その後の見直しにも影響してきます。

どのような保障が必要なのかをしっかり判断し、将来のことまで考えて加入しなければなりません。

かんぽ生命に限らず、貯蓄性商品への加入は慎重にしましょう。

このブログを参考にしつつ、基本が死亡保障のかんぽ生命だけではなく、プロのFPに相談することをおすすめします。

 

しっかりした保障の相談で
一番のおすすめはこちら ↓

FPのチカラ

この記事の内容が役に立つと思いましたら、シェアしていただけると嬉しいです。