保険料を安くしたいと依頼|付き合いで加入中と解約を躊躇|誰のための保険の見直し?

投稿者: | 2017年11月7日

保険は付き合いで入るもの?

夫:40代 妻:40代

こちらのご夫婦は、世帯の保険料を合計すると月々6万円ほどの支払いをされていました。

ご要望は保険料が高いので下げたいということでした。

保険を使ったことがあるかを確認すると、一度も使ったことがないということでした。

かなりもったいないですね。

10年間で約720万円ものお金を捨てているようなものです。

適切な保険金額を算出したり、本当に必要な保障を考えないで保険に入ると痛い目に合いますね。

 

保険料を安くしたいという依頼ですから、同じような保障で値段が下がればそれでいいのでは?と考える人がいるかもしれません。

しかしそうではありません。

保険というものは『本当に困ったときに金銭的に助けてくれるもの』です。

ですから、どういう状況で金銭的に困るのかということから考え、そこから必要な保険や保障額を算出します。

保険料というのはそこでやっと出てくるものなんです。

保険料だけ下がって、中身がよくわからないというのは間違った加入の仕方です。

 

結果として保険料は半分くらいになりました。

もう少し下げたいという思いがありましたが、年齢などもあって保障を考えると精一杯でした。

普通に考えると保障も考え、保険料も下がるということになったので、今の保険は即解約になると思いますよね。

ところが、「今の保険は知り合いから入っていて付き合いがあるからすぐには解約できない。」というのです。

この相談者様に限らず、こういうことを言う人はわりと多いんですよね。

解約時期が延びればその分保険料も払わなくてはなりません。

最悪の場合、のんびりしている間に保険に入れない病気などになるかもしれません。

 

例えば商売をしていて、取引先の相手から商品を買い、こちらも何らかの商品やサービスを売るという関係であればわかります。

これはお互いが顧客ということになりますからね。

しかしこのようなケースではそうではありません。

これだけ高い保険を保障額もきちんと算出せずに売られていて、何が付き合いなのでしょうか。

そして律儀に相談したということを報告したりするのです。

すると「自分たちの保険の方が内容がいい」とか「解約すると何かあったときに保障が少ないと困る」など言われるのです。

根拠があって、解約しない方がいいという回答にはならない場合が殆どです。(私は根拠のある回答を聞いたことがありません)

解約されると手数料収入が入ってこなかったり、早期であれば戻入(手数料の返還)が入りますから。

結局、相手のためではなく、自分たちの利益の為に保険を売っている人たちなのです。

※こちらの記事も参考にされてください
・将来の保険料も変わることはないと嘘をつかれ騙されている!設計書で証拠を示させよう
・特約だらけのぼったくり保険で必要時期には保障がなくなる!生保レディーの営業に注意

 

不思議なのが投資で元本割れするのは嫌がりますが、保険には言われるがままに加入し、多額のお金を費やす人が多いように感じます。

適当に加入したり、必要保障額以上の高い保険に加入するくらいなら、株や投資信託に投資をする方がよっぽどいいです。

確率を考えても、断然投資の方が有利です。

損をしても元本は割れますが、よほどのことがない限り、半額以下という結果にはならないでしょう。

なったとしても、お金が残ります。

しかし、掛け捨ての保険は使わなければ何も残りません。

保険を使ったとしても、よほど大きな病気をするか、死亡するか、障害状態にならなければマイナスです。

しかも期間が決まっている保険であれば、老後に残るものも何もありません。

必要以上の保障を『付き合い』に惑わされて大損をさせられている状況はおかしいですね。

付き合いで儲かるのは保険を売っている人だけ。

騙されているということに気づくべきです。

 

今回相談されたご夫婦には、現在加入している内容と同じような保障も設計しました。

それでも保険料が下がり、多少内容も良くなりました。

知り合いの方が言うような「自分たちの保険の方が内容がいい」ということはないと理解してもらえました。

私からすると無駄な労力を使わされているわけですが。

自分たちにとっては良いことがひとつもない『付き合い』。

これは言い方を変えれば『利用されているだけ』なんですね。

全員がそうではありませんが。

自分たちのお金をむしり取られていることに気づく人が増えることを願うばかりです。

 

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