大手生命保険会社から変更を希望

夫:20代 妻:20代

このご夫婦が加入している保険は、よく職場などに現れる『保険のおばちゃん』や『生保レディー』と呼ばれる人から入るケースが多いものです。

非常によくあるパターンですね。

 

実は以前に日本の大手生命保険のセールスレディーの相談を私が担当することがありました。

自分のところで加入すれば良いのでは?と投げかけたところ、保険料が高くなるので加入したくないとの回答が返ってきました。

そんな風に思っているにも関わらず、他人には販売するというのはどういう神経なのかと思いましたが。

そこでその保険会社でもどういう商品構成ならお客様の為になるかを教えてほしいというので教えてあげることにしました。

正解かどうかは別にしまして、自分が思う顧客目線での設計をしたところ・・・・・なんと営業成績が上がらない!!!

逆にぼったくりと思われる特約を付けていくと・・・・・営業成績がアップ!!!

なるほど!

と思いました。

自分たちが生き残るためには顧客のためであろうがなかろうが、成績アップの商品を売らなくちゃいけないわけです。

会社自体がそういう体制になっている可能性がありそうです。

 

このご夫婦の保険、お二人とも同じようなものに加入していたのですが、終身保険と呼ばれる貯蓄性のある一生涯の保障がたったの30万円でした。

それ以外は保険を使うことがなければ捨て金になる部分です。

※終身保険についてはこちらをご参照ください

お二人とも月々の支払い保険料は15000円ほどでした。

そのうちの主契約であるたった30万円の終身保険の部分は550円ほどです。

これでちょっとした病気や怪我で保険金が受け取れるならいいのですが、そうではありません。

保険料の3分の1ほどを占めるのが、三大疾病、要介護、身体障害状態の保障です。

悪性のがんだけは診断されれば給付対象となりますが、それ以外は『所定の状態』です。

たった10年間の保障しかないにもかかわらず、この部分だけで保険料が5000円以上。

20代という若さですから、そのような状態になる確率もかなり低いです。

しかも10年に近づくほど保障が落ちていきます。

更に更新時期が来ると、保険料がドーンと上がっていきます。

不安を煽って売っているのか、わからないのをいいことに売っているのかわかりませんが、本当にもったいないなと思います。

もしもこういった保障が本当に必要なら、もっと保険料が安くて内容も充実した他社商品があります。

何もぼったくり保険に入ることはないのです。

 

医療保障にしても日額1万円のみならず、特約がいろいろと付けられていました。

こちらも10年経てば保険料が上がります。

 

死亡保障も子どもが生まれる前に加入された保険だったのですが、無駄に多く入っていました。

売れてしまうのも不思議ですし、何故こういう販売方法が認められているのかがもっと疑問です。

 

こういった更新型の保険ですが、更新型が何も悪いわけではないのです。

更新型でも一定期間だけ、本当に保障が必要なら有効です。

そういう理由でもないのに加入するのがいけないのです。

一番問題なのが、年齢が上がると病気になる確率も高くなっていきます。

特に老後になると確率がグーンと上がってしまいます。

保険が本当に必要になってくるのは主に老後なんです。

にもかかわらず、今回のような更新型保険ですと、年齢が上がるごとに保険料もグーンと上がります。

同じ保険料にするためには保障を下げるしかないのです。

それでも老後になると保障はかなり落ちても保険料はむしろ上がったりします。

更には今回の場合は80歳で保障がなくなるものでした。

保険を使うことがなければ、お金も残らない、保障も残らない、80歳以降は何もない、となります。

最悪ですね。

 

当然保険は変更することになりましたが、単に安くすればいいわけではありません。

こういった保険に加入されている方々は『保険料が下がった』ということで満足しがちです。

でも本当に自分たちに合った保険に加入できたかどうかが大切です。

ブログ記事を読んだり、メルマガ特典の提案書チェック表を活用されてくださいね。

 

ヒアリングをし、お客様と一緒に保障を考えました。

その結果、お二人とも保険料は半分近くまで下がりました。

更新もなく、医療保障は60歳で払い込みも終わり、保障幅も広く、保障は一生残ります。

死亡保障は25年間、同じ金額で続けることができ、就業不能でも同じ保障が受けれるようになりました。

 

こういった保険に加入されている方は、直ぐにでも見直しや確認をされることをおすすめします。

但し、安くなることだけがメリットではありませんので、見直し後の内容はしっかり確認されてください。

 

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