dame

終身保険の種類は

  1. 終身保険
  2. 低解約返戻金型終身保険
  3. 一時払い終身保険
  4. 外貨建て終身保険
  5. 変額終身保険

に分かれます。

ここでは1~3について

述べていきます。

終身保険をおすすめしない8つの理由

もしもあなたが

生命保険の貯蓄型である

終身保険を

遺族への相続だったり

整理資金のためなどの、

一生涯の死亡保障目的のみ

という理由で加入するなら

検討する価値はあります。

 

しかしそれらがメインではなく

貯蓄や運用の代わりという

目的があるのなら、

終身保険はおすすめしません。

 
おすすめしない理由

貯蓄とは違い手数料などが引かれる

途中解約での元本割れ期間がとても長い

保険料の支払を一時休止できない

運用利率は銀行の金利とは違いわかりにくい

途中で運用したい資金の増減ができない

利率変動型以外は将来金利が上がっても加入時の低い利率のまま

積立期間が長い割には増えない

保険会社が破綻した場合に全額保障されない可能性がある

 

では一つずつ詳細を

確認していきましょう。

 

終身保険の種類

syurui

詳細を確認する前に、

円建ての終身保険には

3つの種類があります。

これらを理解しておきましょう。

 

1.通常の終身保険

通常の終身保険は

毎月もしくは毎年保険料を支払い、

一生涯の死亡保障を得ながら

解約返戻金が貯まるものです。

 

保険料払込終了後にようやく

解約返戻金が100%を

越えることがほとんどです。

加入年齢や保険金額などでも

変わってきます。

 

満期はありませんので、

解約することによって

解約返戻金を受け取れます。

下図のようなイメージです。

 

normal

契約時の利率が適用されますが、

積立利率変動型のものは

利率が変化します。

但し最低保障を下回ることは

ありません。

 

2.低解約返戻金型終身保険

保険料の払い方や保障は

終身保険と同じです。

 

但し解約返戻金が、

保険料払込期間中は

通常の終身保険よりも

低く抑えられている代わりに

保険料は安くなっています。

下図のようなイメージです。

 

teikaiyaku

保険料払込終了後に

解約返戻金が大幅に上がります。

 

契約時の利率が適用されますが、

積立利率変動型のものは

利率が変化します。

但し最低保障を下回ることは

ありません。

 

この保険は学資保険の代わりなどで

保険料払込期間を15年や18年にし

解約返戻金を活用する方法で

利用されていることも多いです。

 

3.一時払い終身保険

一時払い終身保険は

加入時に保険料を支払い、

一生涯の死亡保障を得ながら

解約返戻金が増えていくものです。

下図のようなイメージです。

 

ichijibarai

 

保険料は契約時のみの支払です。

加入から数年後に

解約返戻金が100%を越えてきます。

加入年齢や保険金額などでも

変わってきます。

 

満期はありませんので、

解約することによって

解約返戻金を受け取れます。

 

契約時の利率が適用されますが、

積立利率変動型のものは

利率が変化します。

但し最低保障を下回ることは

ありません。

 

2018年現在では

日銀のゼロ金利政策の影響もあり

予定利率が下がっているため、

この保険の取り扱いを中止した

保険会社が多くあります。

 

以下のおすすめしない理由では

一時払い終身保険には

該当しないものもあります。

 

1.貯蓄とは違い手数料などが引かれる

no1

銀行預金であれば、

預けたお金が減ることは

ありませんよね。

 

しかし終身保険の場合は

支払った保険料に対して

付加保険料というものが

かかってきます。

 

保険会社の運営経費や

代理店手数料など

付加保険料です。

 

2.途中解約での元本割れ期間がとても長い

no2

解約したときに戻る

解約返戻金が

元本を上回るのは

保険料の払込を終えた後

なっています。

 

保険の見直しをする際も

終身保険を解約すると

元本が割れてしまう為に、

見直しの妨げになります。

 

若い時期に契約すれば

保険料払込終了直後に

元本を上回ることもありますが、

そうでなければ数年後に

ようやく元本を上回ります。

 

特に低解約返戻金型では

保険料払込終了までの間は

解約返戻金も抑えられており

元本を大きく下回ります。

 

一時払い終身保険の場合は

契約から数年後にようやく

解約返戻金が元本を

上回ってきます。

 

3.保険料の支払を一時休止できない

no3

貯金であれば途中で数ヶ月の間は

積み立てるのをやめるのは自由です。

 

ところが終身保険の場合、

例えば月払いの場合に

途中で6ヶ月だけ支払うのを

一時休止してから再開したいという

状況になったとしても、

保険料を毎月払い続けなければ

契約が失効してしまったり、

自動振替貸付で自動的に

契約者貸付が実行されます。

 

契約者貸付というのは、

解約返戻金の8割や9割の範囲で

保険会社から貸付を受けられる

制度なのですが、

利息を取られてしまいます。

ますます運用に不利ですね。

 

4.運用利率は銀行の金利とは違いわかりにくい

no4

銀行の定期預金なら

お金を預けたときの金利から

将来受け取る利息が

簡単に計算できますね。

 

ところが生命保険の場合には

積立利率が1.25%と設計書に

記載されているからといって、

預金金利のような計算では

まったくわかりません。

 

むしろ元本割れしている間は

預金で考えればマイナス金利

ということになってしまいます。

 

保険の積立利率というのは

銀行の金利とは違うので

注意が必要です。

 

5.途中で運用したい資金の増減ができない

no5

例えば最初は毎月1万円ずつの

保険料を支払っていたものを

途中で2万円ずつに変更したい場合、

契約中の保険を増額できるかといえば

残念ながらできません。

 

新たな終身保険に

月々1万円の保険料で

加入するしかないのです。

 

逆に最初は毎月1万円ずつの

保険料を支払っていたものを

途中で5千円ずつに変更したい場合、

契約中の保険を減額できるかといえば

可能です。

但し、これは支払う保険料が

減るのはいいかもしれませんが、

契約中の保険の一部分を

解約するのと同じです。

 

保険金額1000万円だったものを

保険金額500万円にするということは

半分解約するということなのです。

 

解約返戻金は元本割れしますので、

減額はできるのですが、

相当不利だということになります。

 

6.将来金利が上がっても加入時の低い利率のまま

no6

積立利率は保険契約時のもので

運用されていきます。

 

保険契約中に

市場金利が上がっても

契約時の利率が適用されます。

 

銀行預金であれば

預けなおせばいいだけです。

 

保険の契約は長期間ですので、

将来金利が上がる可能性は

十分あり得ます。

 

低金利の今、

長期間保険で運用するのは

とても不利なのです。

 

積立利率変動型のものであれば、

市場金利に連動しますので、

最低保障以上の積立利率で

運用されます。

 

7.積立期間が長い割には増えない

no7

終身保険の場合、積立期間が

30年以上になることもあります。

 

例えば30歳~60歳までの積立で

解約返戻率が払込終了時

低解約返戻金型終身保険で

110%程度ですので、

30年で10%ほどしか増やせません

預金金利で考えると、この例では

1年あたり0.64%くらいの金利です。

 

これだけ長い期間、途中解約の

元本割れリスク及び

金利上昇リスクに晒されて、

ようやく10%しか増やせません。

 

がっかりですよね。

 

8.保険会社が破綻した場合に全額保障されない可能性がある

no8

積立期間が長いですから

万一の保険会社破綻リスクも

念のため考えておきましょう。

 

生命保険会社が破綻した場合は

生命保険契約者保護機構』により、

加入中の保険契約は継続さます。

 

その結果どうなるかですが、

イメージとしては

解約返戻金が本来の90%程度に

なってしまいます。

 

たまったものではありませんね。

 

まとめ&終身保険以外の運用方法

このように終身保険には

積立中の返戻金の元本割れ、

積立期間の長さ、

流動性の低さ、低金利など

不利な要素も多くあります。

 

どうせ運用をするなら

もっと利回りが期待できるものを

検討してみましょう。

matome

 

1.上場企業が運営するプロ厳選の不動産案件

運用期間が3年以内と短く

期待利回りが4%以上と保険よりも

かなり高い運用商品があります。

 

元本保証ではありませんが、全案件が

1万円という少額からの投資が可能

自分のリスク許容度に応じて

投資タイプを選択できます。

 

保険で毎月1万円を積み立てるように

こういった商品を毎月1万円ずつ

購入するという方法をとれば、

リスク分散にもなります

 

 

運営しているのは上場企業

2012年の創業以来、

増収増益を続けている黒字企業です。

OwnersBook

 

2.証券会社が取り扱う融資型クラウドファンディング

厳しい法規制がかけられている

証券会社が運用する毎月分配型

クラウドファンディングがあります。

 

運用期間が

数ヶ月~2年以内のものも多く

平均利回りが6%以上と保険よりも

かなり高い運用商品があります。

 

元本保証ではありませんが、殆どが

1万円という少額からの投資が可能

自分のリスク許容度に応じて

投資タイプを選択できます。

 

保険で毎月1万円を積み立てるように

こういった商品を毎月1万円ずつ

購入するという方法をとれば、

リスク分散にもなります

 

ドル建ての投資案件もあり、

外貨で運用したい場合も

対応可能です。

 

貯蓄型である終身保険は

保障と貯蓄が同時にできるので

貯蓄の苦手な人にはいいなど、

そういう売り文句に惑わされず

しっかり判断しましょう。

 

一度契約してしまうと、

途中で見直すと確実に

損をしてしまいますので

気をつけてください。

この記事の内容が役に立つと思いましたら、シェアしていただけると嬉しいです。