医療保険の女性特約は必要?おさえておく3つのポイント!!女性用医療保険って何なの

投稿者: | 2017年7月11日

女性疾病

 

 

女性疾病特約ってどういうもの?

 

「女性専用の医療保険」というパンフレット。

あなたは目にしたことがありませんか?

女性専用はあっても男性専用はないんですよね。

 

女性特有の病気の方が多いからかもしれません。

 

「女性専用」なんて聞くと、女性疾病が心配な人には魅力的に見えるかもしれません。

でもちょっと待ってください。

女性特有の病気で入院や手術をした場合、通常の医療保険では保険金は出ないのでしょうか。

 

答えは・・・・・ちゃんと出ます。

 

えっ?

じゃあ女性専用の医療保険って何なの?

そう思いませんか?

 

実は普通の医療保険に特約として「女性疾病特約」(名称はいろいろです)が付加されているもの。

それが「女性専用医療保険」なのです。

決して「女性ですから、こちらの女性専用の医療保険がいいですよ。」

という言葉に惑わされないようにしてくださいね。

 

では、この特約が付加されているとどうなるでしょうか。

簡単にいえば、女性特有や女性に多い病気での給付金支払い事由が発生したとき、女性特約分の給付金が上乗せされるのです。

 

例えば帝王切開で10日入院をしたとします。

(※この例では入院費用のみを考えます。)

仮に入院日額5千円の医療保険に加入していたとします。

すると

5千円×10日=5万円

が給付金となります。

 

ではこの保険に女性疾病特約を入院日額5千円で付加していたとします。

すると

主契約分 5千円×10日=5万円

女性特約分 5千円×10日=5万円

合計10万円

が給付金となります。

 

別に女性特約を付けていなくても給付金は出ますので、特に多くもらう必要性を感じなければ必要ないのです。

特約保険料も無料ではないですからね。

 

ところで女性が病院で入院や手術をする場合に多いものって何ですか?

出産関連ではないでしょうか。

帝王切開などは増えていますよね。約5人に1人ともいわれています。

やはり出産時に普通分娩できなかったらどうしようという不安。

これはあると思います。

 

つまり出産に関しては女性特約は有効になる可能性が通常より高いわけです。

それなら女性特約は付けたいと思われる方もいらっしゃると思います。

そこでこんなやり方はどうでしょうか。

出産が終わるまでは女性特約を付けておき、出産後は特約のみ解約する。

何もずっと女性特約を付ける必要があるわけではないですからね。

せっかくこういう特約があるわけですので、うまく利用されると良いと思います。

 

実は出産時だけ保障額を多くしたい場合には別の方法もあります。

例えばすでに医療保険には入っている場合などに有効です。

それは『定期タイプの医療保険』に追加で加入することです。

5年更新型、10年更新型などがあります。

無事に出産が終われば解約すればいいのです。

 

女性疾病特約でいいの?

 

今この記事を読まれているあなたは女性だと思います。

あなたは女性疾病の中で、どんな病気が心配ですか?

この質問を相談者の方に投げかけると、ほとんどの方はこう答えます。

女性特有のがんが心配です。

もしそうであれば、この心配に対する保障は医療保険の女性疾病特約でしょうか?

女性疾病特約は入院や手術の給付金が上乗せされる特約です。

30日間の入院があったとしても30日分の上乗せしかありません。

入院や手術がなければ給付されません。

 

もしあなたが女性疾病が心配で保険を考えており、前述のように女性特有のがんが心配なのであれば、女性特約ではなく『がん一時金特約』を付加するか、がん保険に加入することをおすすめします。

女性特有のがんであろうが、そうでないがんであろうが、がんに変わりはありません。

一時金を受け取れるようにしておけば、入院や手術をしなくても受け取れますから。

『女性』という言葉に惑わされないようにしてくださいね。

 

保険の見直し相談に行かれて、女性疾病が心配ですと伝えて、そこでもし「それでしたら女性用の医療保険がいいですね。」となった場合。

ここまで読まれたあなたになら、それが正しい選択とは限らないということがわかりますよね。

 

女性疾病特約はどの保険会社も同じ?

 

女性疾病特約を付加できる医療保険を取り扱っている保険会社がほとんどです。

しかし気をつけなければいけないのは、同じように思える女性特約でも、保険会社によって違いがあるのです。

しかもこの違いというのが、ほんのちょっとの違いではなかったりします。

もしこの情報を知らなければ、不利な契約をしてしまう結果になるかもしれません。

どうせ女性疾病特約をつけるなら、条件が良い方がいいですよね。

もちろん大切なのは主契約や他の特約だったり、そのバランスだったりします。

とはいえ総合的に判断するに、知っていなければ見極めようがありませんよね。

 

入院日額の上乗せ保障

これについては共通です。

女性疾病で入院した場合、その日数に応じて給付金が上乗せされます。

 

手術給付金の上乗せ保障

これは対象外の保険会社があります。

中には女性疾病の中でも限られた手術に対してのみ適用されるところも。

手術給付金は1回につき入院の20倍の場合ですと、日額入院5000円の場合は10万円の給付金になります。

わりと大きい額ですよね!!

ということは手術給付金対象外だと、もったいないと思ってしまいますね。

しっかりと見極めてください。

 

全てのがんで入院した場合

実は女性疾病特約の中には、女性疾病に限らないものがあるのです。

女性特有のがんはもちろん対象となるわけですが、その他どのようながんで入院・手術をした場合にも対象となる保険会社もあります。

更にがんで入院した場合には、入院日数が無制限に保障されるものもあります。

がんでの入院を増額させるために付加するのも有効かもしれませんね。

 

女性疾病でもがんでもないのに対象?

保険会社の中には前述のがんはもちろん、心疾患、脳血管疾患での入院も対象になるところがあります。

女性の方がくも膜下出血にかかりやすいなどの理由があるようです。

三大疾病での入院を増額しておきたい場合は、こういう保険会社の女性疾病特約をうまく使えるかもしれませんね。

 

特定の手術などは一時金の保障

乳がんの手術、子宮摘出、卵巣摘出などの場合や、乳がんで乳房を切除し、所定の乳房再建手術を受けた場合には、通常の上乗せ手術給付金ではなく、それよりも多い一時金が受け取れるものもあります。

所定の乳房再建手術では100万円が受け取れるところもあります。

 

女性疾病の範囲の違い

ここも見落としがちなところなのですが、女性疾病のみ対象となるところもあれば、女性に多い疾病も対象になるところもあります。

例えば

鉄欠乏性貧血、低血圧症、膀胱炎、間接リウマチなど、これらの疾患は女性に多い病気になります。

このように『女性疾病特約』とはいっても、中身は様々なのです。

予備知識がなければ同じものだと思ってしまいますよね。

もしあなたが保険の相談をされて、女性疾病特約を検討しておられて、細かい説明もなかった場合や、あっても内容が物足りない場合には、次のような質問をして確認してみるといいと思います。

  • 対象となるのは入院だけですか?
     
  • 女性疾病の他に上乗せで保障される疾病などはありますか?
     
  • 特に手厚い保障の対象となる疾病はありますか?

この記事を読まれているあなたは、女性疾病特約に詳しくなっていますから、しっかりと何を選ぶべきかという判断ができるかと思います。

 

まとめ

 

最後に3つのポイントをまとめたいと思います。

1:女性疾病特約を付加しなくても女性疾病での給付金は受け取れます

2:女性特有の『がん』が心配なら『がん保障』が正解です

3:女性疾病特約の保障内容は保険会社による違いがかなりあります

これらを踏まえて相談をお申込されてくださいね。

 

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