学資保険は返戻率で選ぶべき?郵便局のかんぽがおすすめ?|保険以外の方法とメリット

投稿者: | 2017年7月10日

学資

 

学資保険とは?

 

子どもが生まれたら学資保険。
なぜかそのような流れができていますね。

保険という名前がついているのですが、
メインの目的は子どもの大学入学のための資金作りとなっています。

契約者が死亡した場合、以後の保険料支払いが不要になることから、保険の役割もあるのです。

つまり、お金を貯めながら万一の場合は保障を得るのが目的ですね。

支払い期間が10年のものもあれば、15年や18年のものもあります。

満期は18歳のものもありますが、中には22歳というものもあります。
22歳って、卒業してるんじゃないの?って思いますけどね。

また祝い金といって、中学校、高校の入学にあわせて、
お金を受け取れる商品もあります。

 

学資保険のメリットとデメリット

 

ここでは学資保険のメリットとデメリットを考えてみたいと思います。

メリット

  1. 貯蓄の苦手な人でも強制的に将来の資金を貯めることができる
  2. 契約者に万一のことがあっても学費を確保できる
  3. 預貯金よりも増える商品が多い(元本割れ商品もあり)
  4. 保険料控除で契約者の税金の一部が戻る(年末調整)
  5. 両親等が安心する


デメリット

  1. 途中で解約すると元本割れする
  2. 万一の時には死亡保険金が支払われるわけではない
    (以後の保険料が不要になるだけ)
  3. 支払われる時期と金額が確定している
  4. 3の理由より学資金が不要になっても据え置くことができない
  5. インフレに対応していない(後述)

これらのデメリットの一部を解決する方法として、終身保険の活用があります。

 

終身保険を活用する

 

保険相談に行くと、学資保険の代わりに終身保険を提案されることが多々あります。

終身保険とは、一生涯の死亡保障です。

保険料の払込期間を10年や15年にできます。

払込終了後、解約返戻金が増えていきます。

つまり、保険料払込期間を15年などに設定し、18年目に解約をすれば返戻率が100%を上回る、という活用方法があるのです。

詳細は相談時に確認されるといいと思います。

資金を増やすには『低解約終身保険』といって、払込期間中の解約返戻金を抑えているものが有効です。

これによって、前記デメリットのうち、2,3,4は回避できます。
(5が回避できる商品もあります)

解約時期をご自身で選べますので、18年目に資金が不要であれば、その後いつでも好きなときに解約することができます。
しかも後になればなるほど、返戻率はアップします。

また保険金額にもよりますが、まとめて全部解約しなくても、一部解約をして資金を活用することも可能です。

保障についても、死亡保険金が支払われます。
学資保険の場合は満期保険金 = 死亡保険金(以後の払込不要)ですが、終身保険の場合は
解約時の返戻金 < 死亡保険金

となりますので、保障が大きくなります。

学資保険よりも返戻率が高いものもあります。

但し途中解約の場合は学資保険よりも大きく元本割れします。
これだけは気をつけてください。

 

かんぽ生命はおすすめ?

 

学資保険といえば『かんぽ生命』だと思われてる方、意外といるんですよね。

これはおそらく、高い金利の時代を経験した人が、かんぽ生命の養老保険などで資金を増やしたという体験から、今でも増えると思っているからかもしれません。
羨ましい時代を生きてきていますよね。

実際、両親や祖父、祖母に良いといわれたという人が多かったです。

別にかんぽ生命だけでなく、他にも学資保険を扱っている保険会社はあります。

比較した上で考えてみるのがいいと思います。

  • 満期保険金は元本割れしていないか
  • 特に説明もなく子どもの医療などを付けていないか
  • 戻り率の説明はしっかりしているか

などをよく確認されてみてください。

※かんぽ生命についてはこちらの体験談もご参考にされてください

 

返戻率が良ければいいの?

 

返戻率の表示には気をつけなくてはいけません。

なぜなら払い込みの方法や、受け取る時期などでも変わるからです。

保険料を10年払いにすると返戻率は良くなります。
受取時期が22歳、あるいは22歳まであるものなども、返戻率は高くなります。

しかし22歳は浪人や留年がなければ大学4年生ですね。
そこで受け取る必要はあるでしょうか。

低金利時代の今、それほど返戻率が高い商品も残念ながらありません。

実は考えておかなくてはならないのは別のところにあります。

将来金利が上がったらどうなりますか?

あまり考える人もいないのですが、これは大きなリスクなのです。

学資保険が必要なのは18年後と考えると、今後18年、ずっと低金利だと言い切ることができるでしょうか?

例えばですが、5年後に金利が2%になった場合、学資保険の金利は固定ですから不利ですよね。
途中解約だと元本割れです。

返戻率はあくまでも現時点の金利での返戻率です。
金利が高いときであればいいですが、現在の低金利だとリスクがあるのです。

住宅ローンを考えるとわかりやすいですね。
お金を借りるのなら固定で低金利の方がいいですから。

終身保険の中には利率変動型のものがあります。

これを活用すれば、このリスクは回避できるのですが、
逆に低金利が続いた場合には返戻率が悪くなります。

なかなか難しいですね。

 

この保険はどうなの?

 

低金利だからということで、次のような保険を学資保険代わりに勧めてくる募集人もいます。

ドル建て保険

変額保険

※詳細は上記青文字をクリックして参考にされてください。

これらを勧めてくるというのは、手数料目当てだと疑ってください。

確かにリスクを取ればリターンが得られる可能性はあります。

とはいえ学資金というのは絶対に必要なお金です。

学資保険を検討する目的は、子どもの学費を準備するためです。

決して減らしてはいけない資金ですよね。

リスクをとれない資金であれば、減る可能性のある商品を活用するのは、間違っているのではないでしょうか。

但し中には資金的に余裕があって、学資保険だと預貯金より増えるというのが目的で、別に子どもの学費は用意できる、というご家庭もあると思います。

そういう場合ですと増えたらラッキーという感覚で、ドル建てや変額に挑戦してみてもいいかもしれません。

とはいえ低金利を理由に『こっちの方が増えますよ』というような、リスクをしっかり説明しないような勧誘には気をつけてください。

 

学資保険や終身保険以外の方法

 

学資保険の目的をもう一度おさらいしておきましょう。

1:学費を貯める
2:契約者の万一に備える

ですよね。

まず2は、別途死亡保障に加入していれば備えられますね。
学費の貯蓄も考慮して、死亡保険金を算出すればいいだけですから。

では1についてですが、学資保険にしても終身保険にしても、リスクはありましたよね。

では全くリスクもなく、お金を貯める方法は???

貯金です(笑)
貯金ブタ

当たり前と突っ込まれそうですね。
でも、リスクありませんよね。
途中で引き出しもできますし、元本割れもしない。
金利が上昇しても預けなおせばいいですから。

でも貯金が苦手だから、学資保険などで強制的に引き落としをしたい。

その目的は果たせないじゃないか!と怒られそうです。

大丈夫です。

銀行には『積立定期預金』というのがあります。

これは毎月5000円や10000円を、自動的に定期預金に預けてくれる便利なものです。

残高不足時の扱いは、各銀行によって異なります。

学資保険などに比べると、最終的に増えていないかもしれません。
しかし、リスクを取らずに学資金を貯めるという意味では、十分に利用できると思います。

そもそも目的は『増やす』ことが一番でしょうか?

『減らさないこと』と『貯める』ことですよね。

子どもが生まれた頃は月に5000円しか学資資金作りに回せなくても、余裕ができたら7000円、10000円と積立額を増やすこともできます。

あなたが保険相談に行くと学資保険や終身保険、ひょっとするとドル建てや変額などもすすめられるかもしれません。
当然、売らなければ手数料が入りませんから。

しかし、こういった方法があるということは覚えておいてください。
何も保険でお金を貯める必要はありません。

 

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